


・インテレクチュアライズ
キャッチーなタイトルやコピー、ノートに書き出したくなるような美しいフレーズ、人の心を動かす文章、などよりも、ただただ文章の「圧縮」に興味があります。
自分の知識・経験・存在をすべて圧縮して、相手の自由を侵さない形で渡せる人がいます。その人に圧倒されながら、自分も同じことができるようになりたいと思うことについて書きました。
- - - - - - - - - - - - - - -

最近のキーワードは、めっちゃ「圧縮」です。私は多義的な自分や多義的な他者、世界を多義的に書く、ということをしています。基本的には最低限の言葉の列挙で、言葉や構造にいくつかのレイヤーを入れます。そこに読んでくださる方の多義性が重なるといいなというイメージ。これは書く時にそうしようと意識的にやるのではなく、いつも自動でぱっと起動します。
それを続けてきたところで、指導教官に会いました。「最低限の言葉の列挙」のレベルが違う。思考の仕方が違う。言いたいことをこう組み替えて、ここを「すさまじくエネルギッシュな不在」として削る。文脈的に言わなくていいと相手を信じる。戦略をもつ。そうすると、ほらこんなに短く、かつもっと単語に意味を含めることができますよ。伝えたいことが光りますよ、という圧縮。短い詩の意味を考えるのと同じ頭の使い方。英作文の授業や、試験対策では出てこないタイプのメール。
文フリやZINEの情報を見ると、楽しそうでいいなと思います。一方で、私は今は何としてでも先生の姿勢、考え方、その結果としての文章の圧縮技術を身につけたい気持ちが強いです。

