・心強い入れ違い

今日は春休みの図書館でのできごとを書きました。
エッセイはいつも、結論まで決めて書き始めるんじゃなくて、ある瞬間を見つけて、少し放っておいて、その部分を書いて、また少し放っておいて、するとぽつぽつ文章が進みだして、どこかに行きつく感じです。
ニュースレターを始めたら、気構えてその書き方が変わってしまうのかなとか心配していたけれども、だいじょうぶそうです。

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先週見つけた詩を訳してみました。詩人曰く、特大のオレンジを買ったから書いたそうです。youは当時付き合ってた恋人。何気ないことが軽いトーンで書かれているけれど、このスピーカーにとって、「初めてのこと」なのですよね。今この文章を書いていて、昨日のお昼に久しぶりにホットプレートで塩焼きそばを作って、もりもり食べたあと、すぴーっと昼寝していた夫を思い出しました。「ねぎがたくさんでよかった」とか、はたから見たら極めて些細なことですが、そういうことの積み重ねで生きている感じがします。

The Orange
By Wendy Cope

At lunchtime I bought a huge orange –
The size of it made us all laugh.
I peeled it and shared it with Robert and Dave –
They got quarters and I had a half.

And that orange, it made me so happy,
As ordinary things often do
Just lately. The shopping. A walk in the park.
This is peace and contentment. It’s new.

The rest of the day was quite easy.
I did all the jobs on my list
And enjoyed them and had some time over.
I love you. I’m glad I exist.

昼休み、大きなオレンジを買った –
ばかでかさにみんなで笑った
皮をむいて、ロバートとデイブに分けた –
ふたりは4分の1ずつ、私は半分

あのオレンジ、私をとても幸せにしてくれた
最近、平凡なものによくそう感じる
買いもの。公園での散歩
これが平和、これが満足。初めてのこと

残りの時間はすんなり過ぎた
リストの仕事を全部片づけた
楽しんで、時間が余るくらいだった
私はあなたを愛してる。存在できてうれしい

こちらは著者のインタビュー。このピンバッジ、欲しいな。

感じたことや、あなたのことなど、お返事を書いてくださるときにはこちらへどうぞ。

日々にすこやかさがありますように。
明けない夜にやさしさがありますように。
ではまた

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